
ドジャースの大谷翔平が現地時間6月2日(日本時間6月3日)、本拠地ドジャースタジアムでのロッキーズ戦に「2番・DH」で出場。3打数無安打に終わったが、捕手の打撃妨害と申告敬遠で2度出塁している。チームは4-0で勝利した。
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ドジャースは初回にムーキー・ベッツとフレディ・フリーマンに一発が飛び出して2-0。3回にもミゲル・ロハスの適時打で3点目を挙げた。大谷は初回の第1打席は遊飛、2回の第2打席は見逃し三振に終わった。
3回の第3打席は空振り三振に終わったが、この打席でファウルを打った際にその打球がワンバウンドで球審に当たり、大谷が笑顔で気遣う姿が印象的だった。米データ会社『Codify』の公式Xもそのシーンの映像を添えて「ショウヘイが気遣う」と投稿した。
6回の第4打席は捕手の打撃妨害で出塁し、8回の第5打席は一死二・三塁で申告敬遠で出塁。満塁となって、フリーマンの犠飛で4点目を加えた。
前日の同戦は3打数1安打の成績で、3回は一死で四球を選ぶと、今季14個目の盗塁に成功。メジャー通算100盗塁を達成した。日本人ではイチロー(509個)、松井稼頭央(102個)に続く日本人3人目の記録となった。
左太もも裏の打撲の影響が心配されている中で節目の記録に到達したが、直後の牽制球で三遊間で挟まれてしまいタッチアウトとなり、今季初の盗塁死も記録している。チームは4-1で勝利し、山本由伸は6勝目をマークした。
大谷はエンゼルス時代に46本塁打を記録した2021年6月は月別最多の13本塁打を放っており、23年は月間打率.394、ア・リーグ最多タイ記録の15本塁打をマーク。6月を得意としている。次戦以降に期待だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
「無安打でも打撃妨害による申告敬遠で出塁した時の対応もさすが。自分のプレーが相手に影響を及ぼす場面でも、冷静に対応している姿がプロらしいね。」