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医師国家試験予備試験

例年2月、医師国家試験が行われ、3月に合格発表があるが、日本の医学部出身者はちゃんと卒業できれば医師国家試験を受験、合格すれば免許申請を行い、とりあえず、医師免許がもらえますがこのあと、2年間の臨床研修で研修医として実際の医療現場で臨床経験を積まなければなりません。これで医師として独り立ちが出来る訳です。
また、専門医を目指すならさらに専門分野の診療科で経験を積み、専門医を目指す、「後期臨床研修」があります。

そして、医学部出身者と言っても日本以外の国で医学の勉強をしてきた人がそのままこの医師国家試験の受験資格がある訳ではありません。
日本の医学部のカリキュラム、診療方法等が違うためです。日本の医学部は6年ですが海外では5年や4年といった大学医学部も存在します。
そこでこのような人たちが日本の医師国家試験を受験可能であるか?日本の医学部と同等の教育を受けてきたか?を窓口である厚生労働省が判断します。卒業証明は当然のこと、取得単位を細かく確認します。
しかし、全く同等と判断は出来ないため、条件は満たしていれば国家試験前に「予備試験の受験」、もしくは2.日本語で診療する能力があるかを判断するための試験(日本語診療能力調査)を行うことになります。
この違いはというと、必要な科目の単位が取れていてその国の医師免許を所持しているような方はだいたい2.日本語診療能力調査、それ以外の基準の単位の取得があるが医師免許を所持していない方は「予備試験」、あるいは卒業はしているが取得している単位が乏しいなど、予備試験受験資格も難しいと判断されればこれも受けられず、日本での医師免許は諦めるしかありません。国によって医師の資格の取り方が全く違う国もあるからです。
日本語診療能力試験に合格した方はそのまま医師国家試験受験資格が与えられますが、予備試験に合格しても大学等の病院で臨床研修を1年以上行った上でないと医師国家試験受験資格が与えられません。余分に1年以上医師国家試験受験まで費やすことになります。
日本語診療能力調査は数年前までは文字通り日本語での診療が出来るかで、N1に合格していてもかなり難しく、日本人であればほとんどの方が合格されるような状況でしたが、日本人でも不合格者が多くなっています。
予備試験はかなりレベルが高く、1発で合格する方はほとんどいないくらいなので、最短で合格できる方は極めて少ないです。
日本語診療能力調査の対策はとにかく、日本の現役医師に直接教わることが合格への近道になります。
予備試験もそうです。
もし、医師国家試験予備試験、日本語診療能力調査について実に誠実に教えてくれるドクターがいます。
医師の資格がない方が教えているスクールもありますが、日本語診療能力調査については医師の臨床経験が無ければ教えることは出来ないはずです。それでも結構高額な授業料を取っているところもありますのでどうせならちゃんとした医師に教わりたいものです。
日本語診療能力調査対策はこの先生に教われば合格のコツは当然のこと、その先の国家試験についても教えてくれ、将来の医師の礎になること間違いなしです。

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