東京都では、都立高等学校等の授業料が実質無償化されています。
これは、2024年度から所得制限を撤廃し、全世帯が対象となる制度です。
具体的には、以下のポイントが該当します。
- 制度の概要:
- 都立学校(都立高等学校、都立中等教育学校の後期課程及び都立特別支援学校の高等部)に在学する生徒を対象に、最大36か月(定時制及び通信制の課程においては48か月)にわたり、授業料を国が支援する制度です。
- 支給される就学支援金は、在学する学校が、生徒本人に代わり生徒の授業料として受け取りますので、生徒本人(保護者)に対して、東京都から直接支払われるものではありません。
- 高等学校等(私立高校等を含む)を卒業又は修了した方は支給対象とはなりません。
- 支給額:
- 支給額は授業料相当額になります。支給の可否は、親権者等の所得に応じて決定されます。所得制限により就学支援金の対象外の世帯で、扶養する23歳未満の子が3人以上いる世帯について、授業料等が半額になる制度もあります。
- 月額支給額は、所得制限額未満の世帯で9,900円、所得制限額以上の世帯は対象外です。
- 必要な手続:
- 新入生(1年生)は年2回、在校生(2年生以上)は年1回手続が必要です。ただし、マイナンバーを提出し認定となった者で、税額を照会する住所や所得確認の対象となる親権者等に変更がない場合は、手続を省略できます。
高校無償化の所得制限が撤廃されることで、世帯年収910万円以上の家庭でも無償化の対象となる可能性があるということは、多くの家庭にとって朗報ですね。教育を受ける機会が広がることで、社会全体が豊かになることを期待したいです。
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