水筒に入れてはいけないものには、以下のような飲み物や食材があります。
これらは水筒の素材や使用状況によって健康に害を及ぼす可能性があります。
1. 乳製品
- 例: 牛乳、ミルクティー、カフェラテなど
- 理由: 水筒内での保存が長時間に及ぶと、乳製品は腐敗しやすく、健康に害を及ぼす可能性があります。また、乳製品の残留物が洗浄しにくく、衛生的な問題を引き起こすことがあります。
2. 炭酸飲料
- 例: 炭酸水、ソーダ、ビールなど
- 理由: 炭酸飲料は水筒内で圧力が上がるため、ふたを開けたときに中身が吹き出す危険があります。また、圧力により水筒自体が損傷する可能性があります。
3. 果汁飲料
- 例: オレンジジュース、グレープフルーツジュースなど
- 理由: 果汁に含まれる酸が水筒の内部を傷め、特に金属製の水筒では腐食を引き起こす可能性があります。また、果汁の糖分は菌の繁殖を助長するため、衛生的な問題を引き起こすことがあります。
4. お茶(特に緑茶や紅茶)
- 例: 緑茶、紅茶、ウーロン茶など
- 理由: 一部のお茶は長時間保存すると渋みが増したり、風味が変わってしまいます。また、茶葉の成分が水筒内に残りやすく、洗浄が難しくなることがあります。
5. スポーツドリンク
- 例: ポカリスエット、アクエリアスなど
- 理由: スポーツドリンクに含まれる塩分や糖分が、水筒の内部を傷める原因になることがあります。特にステンレス製の水筒では、塩分による腐食が懸念されます。
6. スープやみそ汁
- 例: コンソメスープ、みそ汁など
- 理由: スープやみそ汁は固形物を含むため、長時間保存すると劣化しやすく、菌の繁殖を引き起こす可能性があります。また、洗浄が難しく、残留物が水筒内に残ることがあります。
7. アルコール飲料
- 例: ワイン、ウイスキー、日本酒など
- 理由: アルコールは揮発性が高く、水筒のふたを開けたときに蒸気が噴き出す危険があります。また、アルコール成分が水筒の内部を傷めることがあります。
8. 酢を含む飲料や食材
- 例: 酢の入ったドリンク、ピクルス液など
- 理由: 酢の酸性が強く、水筒の金属部分を腐食させる可能性があります。また、プラスチック製の水筒では匂いが残りやすくなります。
これらの飲み物や食材を水筒に入れることは避け、適切な容器を使用することをお勧めします。また、水筒の使用後はしっかりと洗浄し、衛生を保つことが重要です。
めまいや吐き気などの症状が生じる、熱中症。最悪の場合は命に関わるため、水分補給などの対策が求められます。
熱中症と聞くと夏のイメージが強いものの、実は発症する季節は関係ありません。気温は関係なく、日頃から脱水症状を防ぐよう意識する必要があるのです。
定期的に水分補給をするため、外出する際は水筒を持ち歩いている人は多いでしょう。
真空断熱構造の水筒に『絶対入れちゃダメ』なもの
昨今発売されている水筒は、ひと昔前のものと比べると高性能。内部が真空断熱構造になっているものがほとんどで、長時間、飲み物の温度を保ってくれます。
真空断熱構造の水筒は、季節を問わず外出時に大活躍しますが、決して万能というわけではありません。中には、絶対に入れてはいけないものがあることをご存じですか。
水筒や弁当箱などを製造しているサーモス株式会社は、そういった直飲みができる水筒を『マグタイプ』と称し、気軽に持ち運べる形状で販売。
同社のウェブサイトでは、そういった水筒を使用する上での注意事項について、このように呼びかけています。
次のものは絶対に入れないでください。
・炭酸飲料
※炭酸飲料に対応したボトルのみご使用できます。内圧が上がり、フタなどが開かなくなる・飛び出す、飲みものがふき出るなどして、けがやものを汚す原因になります。・お茶の葉・果肉
すきまなどにつまり、漏れてものを汚す原因になります。・みそ汁・スープなど塩分を多く含んだものや、温めたスポーツ飲料
本体内側は18-8ステンレス鋼を使用していますが、塩分によりさびや保冷不良などの原因になります。
サーモス ーより引用
真空断熱構造の水筒を使う上で、同社が「絶対に入れないで」と呼びかけたのは、ドライアイスや炭酸飲料、お茶の葉、果肉、味噌汁、スープ、温かいスポーツドリンク。
これらは、水筒にダメージを与えてしまうだけでなく、使用者のケガにつながる可能性もあり、大変危険なのだとか。
基本的に、真空断熱構造の水筒は熱や冷気を逃さないよう、内面にはさまざまな工夫が施されています。しかし、せっかくのそういったコーティングも、適さないものを入れると性能が落ちてしまう恐れがあるのです。
なお冷たいスポーツドリンクは、塩分が含まれているものの、使用後にしっかりと手入れをすれば錆びを防ぐことができるため、おおむね使用可能とされています。
同社がいうように、水筒の中には炭酸飲料に対応しているものも。どうしても炭酸飲料を持ち運びたい人は、必ず適したものを購入するようにしましょう。
水筒にはさまざまな種類が存在します。使用する際は、付属している説明書に目を通しておいたほうがいいでしょう。
[文・構成/grape編集部]
- 出典
- サーモス
<このニュースへのネットの反応>
ちょっとマテ。他のものはまあ事情で(無知な人)ならうっかりとなるかもしれんが、さすがにドライアイスは無いでしょ。 義務教育からやり直すレベルだわ。
温かいスポーツドリンクと冷たいスポーツドリンクの違いは何だろう?そもそもスポーツドリンクって温めるものなの?
真空容器にドライアイスって、ドライアイス爆弾の作り方じゃねーか、危ないなぁ教えちゃダメじゃないかと、小一時間(以下略
>>えまつ要は塩分と化学反応起こす様な温度にするなってことよ
ドライアイスは二酸化炭素だから入れておけば炭酸飲料が出来る!とか、氷より長く冷えそう!とか言う発想なんやろな
取説に書いてない?
そういうことやら*奴はそもそも説明書なんて読まない。
粉末タイプを溶*のにお湯使って、よく冷まさずに入れてしまう...とかでしょうか「あたたかいスポーツドリンク」?なら普通のプラの水筒でええか。
ドライアイスを入れるやつはおらんやろ記者のネタか?水筒の素材によっては酸性系のがだめだったりもするからそういうのを記事にしろよ