開発するmicroSD ExpressメモリーカードはSD Express7.1を採用。インターフェースはPCIe3.0となり、規格値最大985MB/sの転送速度の規格となる。
同社はM.2 SSDや、CFexpressメモリーカードなど、PCIeインターフェース規格を採用したメモリーを既に数多く開発している。microSD Expressメモリーカードにおいても、これまで培った技術を活かし、高速かつ安定性の高いメモリーカードの開発を目指すという。
Nextorage microSD Expressメモリーカード特徴
Nextorageが開発するmicroSD Expressメモリーカードは、最大シーケンシャル読み出し速度810MB/s、最大書き込みシーケンシャル速度770MB/sの高速転送を実現。容量は256GB、128GB、の2容量をラインアップ。動作温度が低く、サーマルスロットリングを抑制し、高速で安定したデータ転送が可能なメモリーカードとなっている。
同製品については、ハードメーカーの開発用にカードサンプルの先行製造を予定。貸出用サンプルの用意ができ次第、改めて案内があるという。
また台湾にて開催のCOMPUTEX TAIPEI 2024のSDAブースにて、同製品のパネルを展示している。
COMPUTEX TAIPEI 2024
製品仕様
micorSD Expressメモリーカード
容量[1] | 256GB | 128GB |
インターフェース | PCIe 3.0 | PCIe 3.0 |
NAMDフラッシュ | 3D TLC | 3D TLC |
最大シーケンシャル速度(読み出し)[2] | 810MB/s | 810MB/s |
最大シーケンシャル速度(書き込み)[2] | 770MB/s | 770MB/s |
[1]実際に使用可能な領域は、システムファイル領域があるため、表示されている内容より少なくなる。
[2]パフォーマンスおよび消費電力は測定条件により異なる場合がある。測定値は上記以外の要因にも依存するため、記載の性能を保証するものではない。
※予告なくデザイン・仕様を変更する場合がある。
「これまで以上に大容量で高速な記憶媒体が求められている時代に、Nextorageの取り組みは大歓迎です。ますますデータの取り扱いがスムーズになることを期待しています!」