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春は学校や仕事の変わり目で今の時期が一番多いようです。
需要が多いということは引っ越し業界にとっては繁忙期で料金も高くなるようです。
自分も高校までは実家暮らしで大学入学時に関西から東京の大学へ来たのでそこで1回目、卒業して関西に戻って2回目、転勤・・・と社会人になってからは一人暮らしから結婚したりとかで10回以上は行っています。

引越し作業員として

引っ越しについては数々の思い出があります。
学生時代はアルバイトもしていました。
そこでは色々な方がいらっしゃって大変なこともありましたが楽しかったです。
そこでのエピソードを少しお話ししたいと思います。

ご祝儀

基本的に渡さなければいけないということはないのですが、くれる方の方が多かったですね。
自分の場合、運が良かったのかほとんどの方が下さった記憶があります。
もらえなかったということもありました。
飲み物だけとか祝儀と飲み物・・・という方も・・・。
タイミング
作業員側からしてみれば初めに「よろしくお願いします」とご挨拶した時に一人一人に頂けるのが一番モチベーションが上がりますね(自分の場合、一般家庭ばかりで多くても3~4人の現場しかなかったので・・・)。
終わった後に頂くこともよくありました。別に先の頂いても後に頂いても作業に差はなく、うれしい気持ちは同じです。
ただ、よく代表者の方に渡される方がいらっしゃいましたが、結構、人によってピンハネされたり全然もらえないことも多々ありました(誰かがもらっているところは見ているものです「みんなで分けてください」って言ってたのに・・・)。
金額は1,000円が一番多かったです。祝儀袋に硬貨よりお札の方が納めやすい少額な金額だからだと思います。
1,000円でも十分です。3,000円、5,000円、10,000円という方もいらっしゃいました。これには開けて「ウワッタ!」って驚いたのを覚えています。
ちなみに自分が頼むときは必ず渡しています。

印象に残った引越し その1

地方から(コンテナだったので遠方からだと)2DKくらいの団地に引越す方で階段の3階だったので結構大変だったのを覚えています。
ただ、そんなことはよくあることなので若くて体力に自信もあったので苦にならなかったのですが、
大きいタンスも結構あって、明らかに全部入るの?っていうくらいの荷物でした。
一人暮らしの年配の女性で田舎では一人ではなかったようで今より広いところだったのでしょうが、一通り、運び入れたところ、まだまだあるのでその依頼主に「これ全部無理かも?」とお聞きしたところ(お互い無理と言っても今更どうしようもないのですが)、「とりあえず、全部降ろしてください」と言われたので3階の部屋にすべて降ろし終わると体を横にしなければ通れないほど部屋中に家具が埋まってしまい、倉庫状態に・・・。
「立って寝るしかないわね・・・」と言っていましたが、心配そうに大丈夫か聞くと、少し不安げに「今日、息子が来てくれるから・・・何とか・・・」
あの後、どうするのか?と思うと今でもどうしたのかな?と思ってしまいます。

印象に残った引越し その2

楽々パックの引っ越しでアパートでしたが現地で細かいものを箱詰めする女性のパートの方も2人ほど待機していて一緒に伺ってびっくり!本当に今から引越しするという感じではなく、一切、何も準備はされてない状態でした。
楽々パックと言っても多少自分たちで引越しの準備はされているのですが、ここは昨夜食べた食器すら洗っておらず、昨夜どころか洗ってない食器の山で布団も敷きっぱなし、自分たちも今起きた・・・という感じで入ってよいか?ためらってしまったくらいです。大幅に時間が掛かった記憶があります。

お客さんとして

新築の少し大きなマンションに引越した時、指定の業者さんしか選べなかった時のことです。
引越し前の部屋に2人が来ていきなり「トイレ貸してください」と言ってきて、昨日、きれいに掃除したのになぁ・・・と思いながら「どうぞ・・・」と幸い、この方は気を遣ったのか奇麗にしてくれました。
そこからです。
新築のマンションに着いた途端、もう一人が「トイレ貸してください」・・・お貸ししましたが、このお仕事を経験した自分としてはお客さんのところではこういうのはタブーだと思っていました。
自分がやっていたのは20年前でその頃もお客さんの家でトイレは借りるな!ということは言われませんでしたがみんなやってなかったです。どうしてもという時は公園のトイレとか探して行ってました。
なんてモラルの無い奴らだ!と思いましたが普通に終えて後からトイレに入って驚きました。
なんと、おしっこを外して奥の方からビショビショだったのです。
この部屋の主もまだ未使用の場所を・・・。
何食わぬ顔で帰っていきましたが、後から“ あいつら手洗ったのかな?” ・・・考え出したら腹が立ったのを覚えています。
祝儀まで渡してしまい・・・。
この時は自分も若かったせいもあり、どこに言えば良いのか分からず、自分で掃除してしまいました。
今だったら責任者を呼びつけて業者にとことん掃除させてたところです。

業者選び・見積

  引越し業者、どこに頼めば良いのか?
昔は経験者に聞いたり、知り合いに頼んだりした口コミが多く、今のようなネットで評判などを簡単に調べることなどできなかったので今では引っ越し業者を一括で依頼見積もり出来るようなサイトがあって大変便利です。
必要事項を打ち込んで送信した途端、電話が掛かってきますよね。
どうしてこんなに早く掛けてこられるのだろうと感心してしまいました。
最初の電話を受けている時もキャッチで・・・。
以前に比べれば引っ越し業者さんも増えたような気がします。
みんな必死で取りに来るので「トイレ貸して」とか質の悪い業者は一発でアウトですよね?!
SNSも発達しててすぐに拡散されるから・・・。
ちなみに「トイレ貸して」の業者は今でも健在なんですけどね・・・。
ただ、サイトで引越し業者のランキングでは上位にあったりするので今は良いのかもしれないけど、分からないものですね・・・。ランキングも何人の人の評価で、みんな同じ条件なのだろうか?と思ったりもします。

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