幽霊を見たという話のほとんどは見間違いだろうが、なかには“本物”も混じっているのだろうか。20代後半の女性も幽霊と思しきものを見たことがあると打ち明けた。
中学生のころ、夜にベランダで洗濯物を干していた。向かいには小学校があったが、すでに廃校になっていた。ところが「廊下を何かが通った気がして…」という女性は、その「何か」の正体を見定めようと目を凝らした。
「そして、その中の1人の子どもがこちらに気付き……」
「目を凝らしてよく見ると体操着を着た子どもが廊下を走っていくのが見えた。もっとしっかりよく見ようとそのまま学校を見ていると、後ろから体操着を着た子どもが何人か廊下を走って行くのが見え、さらにその後ろから今度は体操着を着た子どもがゾロゾロと列になって廊下を歩いてきたのである」
夜の廃校に子どもたちの集団というだけでも人によっては恐怖を感じるだろうが、話はこれで終わりではない。次のように続けた。
「そして、その中の1人の子どもがこちらに気付き、自分が見ていることに気づくと一斉にこちらを向き、窓から這い出ようとしていた。途端に一気に怖くなり、部屋に戻って妹を呼びに行き、もう一度戻って見ると、もう子どもの姿はなかった」
女性は幽霊だと信じている様子だが、夜間に離れた場所から窓ガラス越しに見たというので見間違いだと感じるが……。廃校なだけに何か出そうな雰囲気も手伝ったのではないだろうか。
※キャリコネニュースではアンケート「幽霊はいると思いますか?」を実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/FTF1I3T7
「怖すぎる…夜の廃校に集団で体操着姿の子どもたちが現れるなんて。幽霊の可能性もあるけど、何か違う何かが起きているのかもしれないね。」