『認知症』
・物の置忘れ」しまい忘れが増えた
・親しい友人の名前や知っているものの名前を思い出せない
・約束やスケジュールを忘れる
・同じ会話や質問を繰り返すことが多くなった
・日課や習い事がおっくうになる
・家事や料理の段取りが悪くなった
この中で一つでも当てはまる人は認知症の予備軍だという。
一つでも・・・というのが重要で、
少し驚いたが、まぁ、一つでも全部でも若い頃は一つも無かったと思います。
考えてみれば歳を重ねるにつれ、ある種、慣れによる怠慢さや怒られることもだんだん減って緊張感が薄れ、
日々の経過が速く感じてしまい、1年もあっという間に過ぎていく。
充実した生活を送ろうと常々、考えてはいるものの気が付けば単調な毎日がすぐにやってくる。
集中力が続かない・・・というのも色々な体の変調がもたらしているものだとも考えられる。
もしろん、そうではない方が大多数だと思いますが・・・。
生活習慣病と一言で言っても会社務めだと中々改善できない(出来ないことはないと思いますが)。
アルツハイマーの原因因子としてアミロイドβを抑制する効果を発揮するという「レカメナブ」、
初期段階での治療に使われるそうですが、もっと早い段階でアミロイドβを抑制できる薬や方法が近い将来、完成することを期待したいです。
予防法は?
ではどうしたらこのアミロイドβを抑制することが出来るのでしょうか?
アミロイドβを抑制するのに運動することが効果的だということが分かってきています。
有酸素運動をすることで、神経細胞を活性化するホルモンが分泌され、 ホルモンの分泌を促すことで、アミロイドβを分解する酵素を増やすことが期待できます。
また、脳の血流を良くする効果があり、脂肪をゆっくりと燃やしていきます。
コーヒーも効果的!
コーヒーには、アミロイドβに作用して認知症を防ぐ作用があると言われています。
アルツハイマー型認知症の予防に役立つのは、コーヒーに含まれるフェニルインダンという成分です。
フェニルインダンはコーヒーの苦み成分の1種で、コーヒー豆を焙煎する過程で生成されます。
また、フェニルインダンは、コーヒー豆の焙煎過程が長いほど含有量が増えるそうで、浅煎りより深煎りコーヒーの方がフェニルインダンは豊富だそうです。
コーヒー豆にはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれています。
クロロゲン酸は強い抗酸化作用があることで有名です。
抗酸化作用は活性酸素を取り除く力のことです。
活性酸素とは簡単にいえば体内の「サビ」のもとで、血管や脳を老化させる作用があります。
クロロゲン酸は活性酸素を取り除くことで、脳がサビるのを防ぐ作用があります。
結果、脳の老化が防止されるため、認知機能の維持・向上が期待できます。
さらにクロロゲン酸はアミロイドβが脳に蓄積するのを防ぐ作用もあります。
くわえて、すでに蓄積したアミロイドβを取り除く作用があるとも指摘されています。
いずれも脳細胞の保護につながるため、アルツハイマー型認知症のリスク低下が期待できます